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スタジオ27 1/20 フェラーリF300の製作8 (完成) [スタジオ27 F300]

細かいパーツを取り付けてようやく完成しました。2000年から始まるM.シューマッハ5連覇、フェラーリF1-2000のベースとなった1998年フェラーリF300です。日本GP仕様です。
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ボディレッドにはフィニッシャーズのヨシムラレッドを使用しました。ソリッドレッドでは最も明るい部類のものです。
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鈴鹿の日本GPでは、リアウイングメインが前後2枚に配置されているのが特徴です。
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見え難いですが、打ち込みピンとリベットにはキットのエッチングを使用しました。使わない方も多いようですが利用価値はあると思います。
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アームのカーボンはストッキング塗装で再現しました。
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1998年は上方排気に変わった年。F300のこの箇所は確認しにくく、キット指示のままエッチングを取り付けグレーで焼けを表現しました。実車はアームとリアウイング下に遮熱対策をしているようなので、100円ショップのキッチンアルミテープを貼り付けました。
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以上です。レジン+メタルキットは塗装前に仮組みをしっかりしておくこと、塗装前に接着できる箇所はできるだけ接着しておくこと、を反省しています。次回に活かします。



スタジオ27 1/20 フェラーリF300の製作7 [スタジオ27 F300]

2年前から製作中断していたスタジオ27のフェラーリF300を再開しました。ボディのウレタンクリアー→研ぎ出しは終わっていたので、足回り、タイヤ、フロントウイングを取り付けました。
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この後、リアウイング、フロントサイドディフレクター、ミラーを取り付けて9割がた完成しました。日本GPはリアウイングが前後に配置されており気に入っています。
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このF300を含む一年以内の(ほぼ)完成品を、10/4(日)静岡駿府匠宿で開催された第9回静岡オートモデラーの集いに展示しました。
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この5作品のうちランボルギーニは3台でやや多いですが、個人的には格好良い4輪車であれば何でも好きです。今回の展示会でもF1モデルが少ないのは寂しかったです。

次回は静岡オートモデラーの集いでの展示作品をいくつか紹介します。

スタジオ27 1/20 フェラーリF300の製作6 [スタジオ27 F300]

先週のF1シンガポールGPで話題となっている、優勝したベッテルへの一部観客からのブーイング、およびゴール後アロンソ・フェラーリのサイドポンツーンに同乗したマーク・ウェバーに罰則適用(次戦予選10グリッド降格)、どちらも本当に不要だと思います。

今週末9/28(土)29(日)、スーパーフォーミュラ菅生戦に佐藤琢磨選手が出場するので注目です。と言いましても、昨年から日本では全く結果を残せていませんから、それ程期待もしていません。WECアウディワークスのロッテラーやデュバルよりも予選・決勝で上位ならば素晴しいですが、普通に行けば歯が立たないでしょう。

磁気バレル研磨機で磨いたメタルパーツは、パーティングラインを600番ペーパーで消した後、下地にクレオスのMr.プライマー・サーフェーサー1000を吹きました。以前クレオスのうすめ液には全く分散(溶解)せず手を焼いたプライマーサーフェーサーです。
http://kimamanikuruma.blog.so-net.ne.jp/2011-03-01

このプライマーサーフェーサーの溶解に現在クレオスで推奨しているレベリングうすめ液を使用したところ、大変よく溶けました(分散しました)。かつホワイトメタルへの食いつきも良さそうで今後も使えそうです。

その後アーム類にセミグロスブラックを塗り、今回初めてカーボン柄の塗装表現を試してみました。お馴染みアームをストッキングと密着さえ、上からメタリックグレー系を塗装する手法です。

まずストッキングを保持する枠として、2~3年前yoshiさんが月刊モデルアートで紹介していた100円ショップのバス(風呂用)ネットを用意しました。
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そしてストッキングの上から、以前買ったものの使い道が無かったヒロのEカラー・カーボンアンダーカラー①をアーム類へ吹きました。
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アームにカーボン風の柄が付いていることがわかるでしょうか。
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今回初めて試したのですが、対象物とストッキングを密着させること、塗装量の加減には慣れが必要です。カーボンデカールを貼るのと比較して圧倒的に短時間でカーボン柄を付けることができ非常に有効な手法ではありますが、カーボン風のリアルさはデカールに軍配有りと思いました。

スタジオ27 1/20 フェラーリF300の製作5 [スタジオ27 F300]

もうあさってに迫りましたが、9/29(日)10:00~16:00 静岡市内の駿府匠宿にて、第7回静岡オートモデラーの集いが開催されます。入場無料となっております。横浜→関西→静岡→名古屋と回る年一回のオートモデル限定の展示会です。ぜひ見学にいらしてください。

展示者側のみなさんへは会場にて私から、来年へ向けての告知および協力のお願い、をさせて頂きますのでどうかよろしくお願いいたします。

F300のデカールを貼り終えました。

今年6月末のスタジオ27ガレージセールでキットを購入したときに、タバコデカールをサービスで付けてくれました。助かります。
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このキット(2006年発売)付属のデカールはカルトグラフ製で、大判デカールも無く貼り易かったです。
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F300にはスポンサーロゴも少なく、短時間で貼り終えました。
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この時代のステアリングにはコース図を貼っていたようです。スタジオ27のジャンクデカールセットの中から「鈴鹿サーキット」を使用、貼り付けました。コース図上下向きはこれで正しいようです。
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9/29に向けての完成は厳しいですがとにかく少しでも製作前進させます。

スタジオ27 1/20 フェラーリF300の製作4 [スタジオ27 F300]

メタルパーツを磨きます。

製作時間をなかなか避けないですし、ここは機械に頼ります。ヒロのヨシムラ8耐2007製作の際に、あまりに多いメタルパーツの磨きのために購入した磁気バレル研磨機、輝楽ベーシックです。
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容器に水と細かいステンレス製ピンと界面活性剤を入れ、磁気によりピン+水の渦ができ、ピンによりホワイトメタルを磨くことができます。輝楽ベーシックの研磨能力は最大で50gで、50gは1/20パーツですと写真の量になります。パーツを満遍なく磨くにはパーツ自体が容器中ピンで動く(回転)する必要があり、50gを超えるとパーツが動き難くなるので十分には磨くことができなくなります。
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これらパーツを30分磨いた後です。パーツ全体が磨かれ光沢がアップしています。
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自動でホワイトメタルを30分で磨くことができるので製作効率は上がりますが、この後、即プライマー、サーフェーサー塗装できるかと言いますと、そう甘くもありません。パーツ上のパーティングラインは残り易いので、手磨きでそのラインを磨き、取り除く必要があります。その後、プライマー、サーフェーサー塗装可能になります。ホワイトメタルの表面は滑らかですが多少のざらつきはあるので、粗いサーフェーサーを吹き、表面をペーパーやスポンジやすりで擦り、メタル表面を目止めすることでようやくカラーの塗装が可能になる、といった感じです。

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磁気バレル研磨機は高価ですが、私の使用感では1/20, 1/24スケールキットならば研磨能力50gがほしいところです。ネットオークションで中古品がたまに出品されるので、それを狙えば安価に購入することはできると思います。

スタジオ27 1/20 フェラーリF300の製作3 [スタジオ27 F300]

レジンのボディ塗装です。

レジンと塗料類の密着性は非常に重要なので、ボディをクリームクレンザーでしっかりと磨き洗いをしました。その後、面が滑らかでは無い部分と、メタルパーツのフロントウイングステー取り付け箇所をパテ盛りで修正。これに結構時間がかかりました。

ボディを仕上げた後、タミヤのファインサーフェイサー L (ホワイト) を吹きました。これだけはスプレー塗装です。金属でも樹脂でも密着度は有るという安心感があります。
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さて問題はここからで、塗膜のくい付き悪化やトラブルを避けるならば、基本的には下地と同一メーカーの塗料を使うのがセオリーかと思います。F300のボディ色を考える上で参考にしたのは、F300の前後のマシンであるF310B(タミヤの取説ではタミヤスプレーのブライトレッド指定)、F1-2000(タミヤの取説では同じくブライトレッド指定)でした。おそらくブライトレッドで塗装すれば間違い無いようですが、タミヤスプレーのカラーについてはシトロエンDS3のブルーであまり良い印象が無く、できればタミヤスプレーのカラーは使用したくありません。

そこで、まずブライトレッド系の発色のために、フィニッシャーズのファンデーションホワイトとクレオスのオレンジを1:1で混ぜて吹きました。1:1と言ってもフィニッシャーズとクレオスは顔料濃度が違うのでファンデーションホワイトのほうがリッチの色になります。ガイアの溶剤で希釈し、もう3社混合なのですが溶剤には良好に分散(溶解)し、問題無くブラシ塗装できました。
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肝心のブライトレッド系のボディ色ですが、なかなか車模型では使う人は無いであろう、また個性を出すため、フィニッシャーズのヨシムラレッドを塗装しました。以前8耐ヨシムラで使用したカラーで十分な量あったこともあります。
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ヨシムラレッドの説明は以下の通りです。
フィニッシャーズウェッブサイトの説明からの引用 http://finishers.jp/page003.html

ヨシムラレッド 473円 Yoshimura red
ファクトリーヒロ製1/12 ヨシムラ・スズキ専用カラー 
ブライトレッドより明るくルミレッドより濃い、蛍光が入っていない鮮やかな赤です。

ブライトレッド 367円
赤の基本となる色、一番明るい赤、蛍光は入っていませんが入っているように見えるほどの
鮮やかさです。

ルミレッド 630円 
フェラーリ社で使用されているのとほぼ同じワンコートの蛍光レッド、今までより隠ぺい力もあ
りクイツキも良いですクリアーコートしてもニジミも少なく、退色も少なく扱いやすい塗料です

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ヨシムラレッドはカーモデルでも十分使える色だと思います。ホビーフォーラムでシューマッハマシン展示での他メンバーとの赤塗料比較も楽しみです。


スタジオ27 1/20 フェラーリF300の製作2 [スタジオ27 F300]

9/29(日)は静岡オートモデラーの集いが開催されます。なんとかこれまでに1台完成させたくフェラーリF300を進めます。

クワさんから安価で譲ってもらったスタジオ27初期の頃のF300を触っておりましたが、ノーズが明らかに短く24分の1のスケールのようなボディ、細いサスペンションアーム、組立精度が低いメタルパーツに閉口しました。私の腕では修正できる自身は無く、ここは思い切って、現在でもスタジオ27で入手可能なF300 日本GPのキットを購入、組立てることにしました。2006年12月発売のキット、初期型とは異なり、ちゃんとフェラーリF300とうたっています。
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この2006年発売のキットは、初期型への不満が全て解消してあります。最初にレジンパーツとメタルパーツの仮組みを行ったのですが、ボディやパーツの穴あけ位置が正確で組立に苦労することはほとんど無さそうに思いました。

できることから進めるということで、タイヤの突起(ゴムパーツ成型上のランナー部分)をヒロ製のタイヤマルチサンダーで削ります。今は在庫切れの人気商品です。
http://www.club-barchetta.com/SHOP/bp212n.html
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グラインダーの回転部にツールでタイヤを固定し、回転するタイヤにペーパーを押し当て、タイヤのパーティングラインを削るものです。タイヤのゴムかすが非常に多くでます。室内よりも屋外でしたほうが良いです。
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頻繁に使う機械では無いので、この機会に今後作りたいと思っているF1タイヤ全てを磨きました。タイヤ中心のパーティングラインが消えているのがおわかりでしょうか。
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ただこのマルチサンダーは、タミヤやスタジオ27のタイヤは問題無く削れるのですが、フジミのタイヤは上手く削ることができず表面がただれた状態になりがちです。フジミはタイヤ表面が熱で溶け易いようで、水か油で冷やしながら削るか(できるかどうかはわかりませんが)、回転数を何かで落とさないと上手く削れないようです。

F300のタイヤ&ホイールだけ作りました。ホイールは2ピースで、アルミの挽き物(旋盤加工の円筒型部品)とホワイトメタルのスポークからなります。アルミの地肌はリアルでそのまま使用したかったのですが、ホワイトメタルのスポーク部を磨きこんでも光沢や質感の差が見られ、ここは統一感をだすためにクレオスのクロームシルバーでホイール全体を塗装しました。デカール類も貼りました。
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あと一週間でどれだけ製作を進められるか、頑張ってみます。

スタジオ27 1/20 フェラーリF300の製作1 [スタジオ27 F300]

6/2(日)はスーパーフォーミュラ第2戦 オートポリスをテレビ観戦しました。世界選手権WECのアウディワークスドライバー2名がわざわざ開催週に来日し参戦している状態で、フォーミュラは特別なレースのようです。この第2戦は終わってみればアウディワークスのアンドレ・ロッテラーとロイック・デュパルが1、2位を占めました。日本で育ったドライバーとはいえ、さすが世界選手権のワークスドライバーと思わせるぶっちぎりの走りでした。

今年の横浜ホビーフォーラムのF1モデラーズ「ミハエル・シューマッハのF1」での、私の担当2台目であるフェラーリF300にも手を付け始めました。シューマッハがフェラーリへ移籍して3年目の1998年、トップを狙えた車です。

キットはスタジオ27のレジン&メタルキットです。これもクワさんに安価で譲って頂きました。
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F300はスタジオ27では何度かキット化されています。使用するキットはアンダーパネル-ディフューザーがメタルパーツで、スタジオ27キットの中でも初期の頃のものだそうです。開幕戦オーストラリアGP仕様ですから、おそらく1998年発売で今から15年前のキットになります。ちなみにこのキットは取説中、どこにもフェラーリとうたっていません。

ボディー後部の余計なレジンを取り除いた後、まずはアンダーパネル部分を取り付けてみました。この頃は珍しい作りで、写真のメタルパーツ3部品+エッチングでシート下を蓋する構成です。ボディ側のタッピングビス下穴位置がまるで違っていたので、下穴を開け直した後、仮固定してみました。
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別パーツになっているサイド下のアンダーパネルパーツは周囲バリを削ってもボディ側へわずかに飛び出していたので、ペーパーをかけて削り、ボディと面が合うようにしました。
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このキットはボディノーズが短く、前輪のアッパーアームが細いような気もします。全体のバランスを見ておかしいようなら調整しますが、キットどおりにオーストラリアGP仕様で確実に完成できるよう進めたいです。

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