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1/24 オムロンポルシェ962Cの製作3 [オムロンポルシェ962C]

4/29スーパーGT第2戦、富士300kmレースをスカパーで見ました。富士スピードウェイへも行こうと思えばすぐに行けるのですが、長丁場3時間レースの現地での展開の分かり難さと帰りの渋滞の激しさから、自宅でテレビ観戦です。

GT500はレクサス勢が1,2,3,4,6フィニッシュで上位独占でした。特に1~4位のレクサス4チームは大きなミスもせず非常にレベルの高いレースをしたと思います。優勝したペトロナストムスの中嶋一貴/ジェームス・ロシター組の走り、レースコントロールは見事でした。さすが元F1ドライバーとBAR/Super AguriF1リザーブ&テストドライバーという走りでした。この二人は今週末はWECスパ6時間に出場のハードスケジュールです。

まだスーパーGTは2戦しか終了していませんが、私はシーズンを通してレクサス勢がチャンピオンシップを優位に進めるのではないかと感じました。それは今回のような富士での圧倒的な強さが9月の富士戦でも見られるならば、ニッサン、ホンダは9月富士では大きなポイントを獲得できない可能性があるからです。得点の少ないレクサスのチームが上位を占めたならば、結果得点の大きいレクサスのチームをアシストすることにもなります。

スーパーGTは6月の第3戦セパンまで間隔が空いてしまいます。まずは今週末のWECスパ6時間、生中継もありますし大変楽しみにしています。

今週末のGWが終わった時点で4台をほぼ完成させておく必要があり、手を動かしています。ウレタンクリアーを吹いて時間が経ったオムロンポルシェ962Cのボディーをペーパー、コンパウンドで磨き、研ぎ出しを終えました。
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まずまずの光沢です。
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ウレタンですから塗膜が硬く、研ぎ出すのに時間がかかります。
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あとジャガー2台も研ぎ出す必要があり、細かい部分の製作もありますからGWエンドが完成目処のぎりぎりになる気がしています。

1/24 オムロンポルシェ962Cの製作2 [オムロンポルシェ962C]

ボディ塗装をしました。

サーフェーサーを吹きペーパーがけ、ボディ表面を仕上げた後、ファンデーションホワイトを全面に吹きました。その後ブルー部分を吹くため、側面のホワイト部分をマスキング。
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最近のあまりの寒さにいつものベランダ塗装を断念。写真背面は先日購入したクレオス製の塗装ブースです。

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これを室内出窓部分に置いて今回使っています。シロッコファンひとつですが、以前持っていた同じファンひとつのタミヤ製ブースと比べると明らかに吸引力は大きいです。ボディのエアブラシ塗装では有機溶剤の臭いは室内に残り難いと思います。排気口アタッチメントも窓開口を狭くすることができ良いです。ただし、このブース内部は塗料ミストですぐに汚れるのでまめに掃除する必要があります。

ボディのブルーは悩みどころです。上写真のようにリアウイング部分にOMRONのデカールを貼り、この文字ブルーに近い色を選びます。

結果、クレオスのコバルトブルー100%としました。後の補修を考えた場合に調色は再現し難いため、混色無しの100%色としたかったです。ボディ上では気持ち鮮やかさが強いブルーになりました。厳密にデカール青とあわすためには、コバルトブルー+少量の白か、コバルトブルー+スカイブルーが良いようです。
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それとデカールを貼り終え、ウレタンクリアーのオーバーコートも終えています。このshukoのデカールは下地透けが非常に小さく、貼り易い良いデカールでした。最近のスタジオ27デカール(MP4-12Cガルフ)よりも下地透けは小さいようです。
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スポンサーロゴもOMRONと小糸製作所以外はドイツ中心の海外メーカーで、ポルシェワークスカーらしいです。
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年始休み中に完成させたいと思います。


1/24 オムロンポルシェ962Cの製作1 [オムロンポルシェ962C]

久しぶりに模型雑誌を購入しました。月刊モデルグラフィックス2013年2月号、レッドブルRB6徹底攻略です。表紙写真はマシンの左右対称性が完璧で、まるで実車のように見えます。
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タミヤ1/20レッドブルルノーRB6について、約30ページに渡り製作過程を中心に紹介してあります。F1モデラーズメンバーの築地さんもよくおっしゃっていたのですが、モデルグラフィックスは製作過程詳細を写真で紹介しておりこの組立手順に従えば作例のように完成でき(るように思え)るところが凄いです。作り慣れた中級者にはお勧めの一冊です。

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一方月刊モデルアートでは同メンバーのyoshiさん作例のRB6が掲載されています。ホビーフォーラム直後から2週間で完成させた作品とのこと。もっと製作記事&製作写真を紹介してほしかったです。

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もうひとつRB6ネタですが、昨日27日にタミヤUSTREAMで、お昼休み模型講座「年末スペシャル! 9時間生中継!!」がありました。タミヤモデルファクトリー横浜の長谷川マスターが、このタミヤRB6を9時間で完成させる、というものです。ここでもモデルグラフィックスとモデルアートの作例を参考にしていたようです。9時間ではデカールのクリアーコートやカーボンデカール貼りまではできませんが、展示できるレベルまで完成できていました。時間を効率良く使う製作手順は大いに参考になります。2013年明けにはこの9時間中継の録画を閲覧できるようになるとのことです。
http://www.ustream.tv/channel/tamiya-live

さて来年の模型活動を考えての製作に入ります。

来年5月の静岡ホビーショー合同作品展では、静岡オートモデラーの集いメンバーでグループCカー展示の話がありました。この展示に向けてポルシェ962Cを作ります。ハセガワの1/24フロムエー ポルシェ962Cをベースとします。
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私に取って印象に残っている962Cは、1988年のWEC in JAPAN(富士)に出場したオムロン ポルシェ962Cです。最近再販されたshunko製のデカールを使用します。
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オムロンポルシェと聞くとプライベートチームを想像しますが、1988年のWEC in JAPANはポルシェワークスチームの出場でした。ずっと持っている1988年のレーシングオンNo.39の表紙もこのワークスカーでした。
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ポルシェ956/962Cのワークス活動は1988年のWEC in JAPANが最後でした。当時はジャガーが強く、ザウバーメルセデスも台頭、日産・トヨタ・マツダの国産勢も新マシンを投入してきた頃でした。このポルシェワークス最後のレースで、予選4位、決勝2位に入った車両です。

レーシングオンNo.39でも最後のワークスのポルシェ962Cとして特集が組まれました。記事に因ると、シャシーナンバー962-008は1988年ルマンでアンドレッティ一家がドライブしたカーナンバー19のワークスマシン(シェルカラー、予選3位、決勝6位)そのもの、とのことです。この車両はその後チームシュパンに譲渡され、翌年1989年は国内耐久JSPCでオムロンポルシェとして使用されたと思います。
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この最後のワークス962Cをこの機会に製作します。

ハセガワ962CとレーシングオンNo.39写真を比べると、概ねボディ形状は同一に見えました。しかしフロントのカナードの形状が大きく異なりました。キットはかなりのハイダウンフォース仕様(黒パーツ)です。
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このカナード形状を実車写真を参考に加工しました。これが富士仕様になります。
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同じく出場したWEC IN JAPANのジャガーXJR-9やザウバーC9メルセデスにはフロントのカナードが無く、フロントのダウンフォースは十分だったと想像できます。このような空力パーツをつけざるを得なかったポルシェワークスには当時962Cの限界が見えていたように思いました。


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