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スタジオ27 ジャガーXJR-14の製作4 [スタジオ27 XJR-14]

ジャガーXJR-14は1991年鈴鹿でのSWCでも走行しました。
私は当時名古屋で学生をしていました。時間もふんだんにあり、鈴鹿へも行きやすく、F1、グループC、F3000のレースを鈴鹿へ友人とよく出かけたものです。90年までのSWC(WSPC)鈴鹿は毎年行きました。

しかしXJR-14の走行を見た記憶が無く、どうしてだろうと思っていたのですが、古いレース雑誌を見ていて理由がわかりました。「マツダ以外に日本メーカーが1991年参戦しなかった」から、見に行かないと決めたようです。

国内グループCはニッサンvsトヨタで盛り上がっていました。しかしSWCは当時のF1と同じエンジン排気量3.5リッターを規定、従来のターボ車やロータリー(マツダ)はかなりの重量ハンデを承知に参戦したようです。トヨタやニッサンがSWCに出場せず、鈴鹿の参加台数を見たら15台のみの寂しさ。行くのを諦めたのだと思いました。

今となっては、XJR-14、プジョー905、メルセデスC291(ミハエル・シューマッハーもドライブ)を見ておけば…と後悔しています。各車の音や、XJR-14のカラーを特に。

さて今日午前のベランダ湿度は20~30%であり、ボディを塗装しました。少しデカールも貼りましたが…。
ボディ色はXJR-14の専用カラー、フィニッシャーズの「ジャガーパープル」です。
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このジャガーパープルは例えるのが難しい色で、椿の花びらの色、口紅の色とでも言うのか、結構明るい色なのです。F1でも実車のカラーは鮮やかに見えることが多いですが、XJR-14は本当にそうなのか?と思いました。

そこで古い雑誌を探し、今回塗ったイメージに近い写真を見つけました。これです。
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SWC鈴鹿のXJR-14、結構鮮やかですね。

あとはXJR-14のミニカー(spark製)のカラーはこれです。「ジャガーパープル」よりもトーンが落ち、暗い紅色に見えます。しかし鮮やかさが欠けているだけで同系色のようです。
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したがって「ジャガーパープル」は実車に近いカラーと解釈しました。むしろデカールで再現される紫部分の色が、実車よりもブルーに近いのでは、と思いました。

ボディ塗装が済み、この紫ラインのデカールを貼ろうとしたところ、フロント部分が切れて(割れて)しまいました。デカールが非常に硬くて、デカール軟化剤やお湯でもどうにも軟化しなくて困りました。
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デカール台紙を見たところ、カルトグラフの文字は無いのでカルトグラフ製では無いようです。デカールの柔軟さはイタリア製は無関係かもしれません。デカール貼りはそれほど苦手では無いのですが、このデカールを曲面に馴染ますのは無理です。がっかりしました。2009年5月再販品がこうで、昔の初版品がカルトグラフ製で大丈夫なのでしょうか。

ゆっくりリカバリーしようと思います。失敗部分だけ塗装で再現するか、それも色あわせが難しいでしょうね。まずは92ATのほうを進めましょうかね。

スタジオ27 ジャガーXJR-14の製作3 [スタジオ27 XJR-14]

タミヤの新キット、1/24アストンマーティンDBSをスライドショーで見ました。エンジンちゃんと再現されていますね。ボディ形状はフェラーリ360モデナによく似ていると思いました。
1/24SLRマクラーレン722エディションは、あまりSLRと変わらないように見えます。もう少し迫力あったなら…。
http://www.tamiya.com/japan/nurnberg/2010/slideshow/index.htm

さて本日サーフェーサーを吹きました。なかなか製作進まず気分転換も兼ねてです。
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モンツァ仕様を作る、ということで、フロントの左右カナード跡と左側面およびボディ後ろ上部のNACAダクトをパテで消しています。

あとボディ後ろのリアウイングステー設置のための切かき、このステーを取り付けたところ、二つの切かき幅が広かったので、パテ埋めし再度切かきを設けました。
左右リアタイヤ上の2本づつのスリット、これらを開口しました。キットの形状に沿って走行の方向に開けましたが、実車はもしかしたらボディ上から下の開口かもしれません。後ろがはっきりと写った写真が無いので不明のままです。
給油口まわりのエッチングパーツもボディー色のため取り付けてあります。
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タミヤのスーパーサーフェーサー(グレイ)を缶のままスプレー、600番から1000番まで磨いた後、ファインサーフェーサー(ホワイト)を缶のままスプレーしました。

今日は湿度が高かったので以降の塗装はストップしています。湿度計を見ながら本塗装のタイミングをうかがっています。

スタジオ27 ジャガーXJR-14の製作2 (おゆまる複製) [スタジオ27 XJR-14]

このキットの(空力的では無くて重量的に)「ウイングが重い」ことに対して、メタルパーツのウイング部品を樹脂で複製することにします。

複製はダイソーの「おゆまる」を使用します。みなさんよく使用しておりウェッブ&ブログでもよく紹介されていますが、私にとって初トライでありあらためて記します。

ダイソー100円ショップで、おゆまる4個、アルミ鍋、フッ素加工ケーキ型、を購入。今やラーメン1個ゆでられる鍋が100円!驚きです。
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鍋で水を沸騰させおゆまる(ピンク2本)を入れるとみるみる軟らかくなります。割り箸でおゆまるを取り出し、手袋をした手でこね、パーツ大に伸ばします。ケーキ型の上に伸ばしたおゆまるを置き、パーツを押さえつけます。位置決め用につまようじを折ったものを何箇所かつき刺しておきました。
次に、同様におゆまる(透明2本)を軟らかくさせ、先のおゆまる(ピンク)上のパーツにかぶせ、押し付けます。
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おゆまるが冷えた後に透明おゆまるをはがし、パーツを取り出します。これでパーツ型が採れました。
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ピンクおゆまる型にペースト状パテ/ポリエステルパテ(ウェーブ製パテ革命モリモリ)充填して、透明おゆまるを被せ指で押します。
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パテが充分硬化した後に、おゆまるからポリパテを取り外します。複製基パーツと複製パーツです。
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まずまずきれいにできました。バリを取り、表面を磨けばウイングとして使用できると思います。

今回型には離型剤を使用しませんでしたがこのパテではきれいに剥がせました。
ウイング1個複製するのに、200円分のおゆまる(ピンク2本、透明2本)を使用しました。複製を繰り返すと樹脂でだんだん汚れていくでしょうが、基本繰り返し使用できるはずです。
作業効率を上げるならば400~600円分買っておいたほうがよいかもしれません。
おゆまるは、ダイソーの消しゴムコーナーかねんどコーナーにあることが多いようです。

複製可能を確認できたので、ウイングはかなり軽量化できると思いました。
今後も複製におゆまるが活躍しそうです。

スタジオ27 ジャガーXJR-14の製作1 [スタジオ27 XJR-14]

新年一作目はスタジオ27 1/24 ジャガーXJR-14に着手します。キットは2009年5月に再販されたものです。

プロトタイプカーの中で、ジャガーXJR-14が好きな方は多いのではないでしょうか。私は大好きです。
グループCの末期、1991年SWC(スポーツカー世界選手権)のマニュファクチュラー&ドライバーズタイトルを取ったマシンです。この車がグループCカーの行き着いた形なのでしょう。近年のルマンカー(ローラ・アストンマーチン等)にも似ている部分があります。
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XJR-14は1991年、国内では鈴鹿、オートポリス、菅生でも走りましたが、今回はジャガーがワンツーフィニッシュかつ当時タバコ広告OKだったモンツァ仕様を作ります。

ボディーのレジンはきれいです。まずレジンをキッチンクレンザー+ブラシで擦り表面の離型剤を取ります。モンツァではフロントカナード無し、左側面およびリアカウル上のふたつのNACAダクトが無いのでポリエステルパテで埋めました。これから削ります。
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このキットに決めたのは、部品点数が少ないことも理由です。
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yoshiさんから以前「リアウイングが重い」とアドバイスもらいました。F1に比べると車幅いっぱいの大きなウイング羽根部分は全てメタルパーツです(M26~M29)。これをエッチングのステーで支えるのは経年変化が心配なので、ウイングを軽くしたいと思います。あと、コクピットのロールバーがキットでは省略されているので、これも追加したいです。

2月エンドまでに完成できたらと思います。

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