モデルファクトリーヒロ 1/12 ヨシムラスズキ8耐2007の製作29 完 [バイク模型]
モデラーGP2009コンテストでの完走を持ってこのキットを完成したのですが、最後にこのキットを振り返りたいと思います。
12/6(日)のモデラーGP2009会場で何人かの人に話しかけてもらいました。内容は、
「このキット作るの大変じゃなかったですか?」
「実はキット持っているのだけど、完成させる自身が無く手付かずのままでいる。」
「作りたいのだけど素組みでどの程度まで完成させられるのか?」
等でした。
みなさんある程度の難しさを理解、また難しいと思っているようで、ほとんどの方は敷居が高いキットの認識のようでした。
製作前にこのブログでも書いたのですが、まず私自身、メタルキットには非常に抵抗がありました。プラモデルとは訳が違う、接着にはハンダを使わねばならない、このキットは部品が凄く多い、部品の取付精度はばらばらで調整が難しい、といった固定観念がありました。確かにタミヤの精度の良いプラモデルとは異なることは事実です。しかしこのキット製作を通して、基本工作が出来る人ならおそらく完成させられるのでは、と思いました。
以下に少し注意点を記して置きます。
○メタルの磨きについて
これは会場でも聞かれました。ほとんどのメタル部品は、バリ等をカッターで除去した後、真鍮ブラシを取り付けたリューターで磨いただけです。その後プライマー塗装に移りました。見えない部分はこれで大丈夫でした。マフラー等の見える部分は400番のヤスリから目の細かいヤスリで磨き、最後はコンパウンドで磨き鏡面としました。
○メタルの接着について
ほとんどを瞬間接着剤、ロックタイトの低白化タイプを使用しました。合わせ目を消したい部分はハンダ付けです。ハンダ部分はその後磨き、平滑化しました。
○仮組
これもよく聞かれました。適度に行いましたが、全部品全くの無塗装でカウルまで取付けることをしませんでした。本当はやるべきだったと思います(カウルがかなりきつい、タイトだったことが最後にわかったため)。
○部品の取付精度
仮組みをあまりせずとも形になったのは、もともとの部品の取付精度があったためと思います。精度をあげるためには決められた位置に取付穴を開けることが大事です。そのため、ぜひ良いドリル、ピンバイスを使用してください。ダイソーで売っている柄が付いているドリル、特にΦ1mm以下のドリルでは開けたい位置に開けることはできないと思います。金属に対してドリルの刃が弱くて逃げてしまい、結果微妙に穴の位置がずれる、これら部品が組みあがっていくと大きく取付精度が悪くなります。私は最初ダイソーのドリルを使っていましたが、途中でタミヤのドリル/ピンバイスに変えました。今後もっと良いドリルを探したいと思います。ダイソードリルはプラスチックには良いですが、メタルキットの穴開には不向きでした。
○ヒロヨシムラ8耐2007キットの精度決定箇所
取説での8のフレームの組立、および15のフレームとエンジンの取付、この2点が重要と思います。特に15ではフレームに対してエンジンが上過ぎるとタンクと大幅に干渉します。逆に下過ぎると、マフラーやアンダーカウルが干渉します。慎重にエンジンの位置を決めてください。
○クリアー
カウルにはウレタンクリアー(エンジンウレタンのクリアー)を使用し、2000番のペーパーやスポンジやすりで磨いた後、タミヤの3種類のコンパウンドを使用し、最後にタミヤのモデリングワックスをかけました。
コンテスト当日にたくさんのバイク模型を拝見しましたが、普通の人は最初にカウルの光沢を見ます。光沢が無いと人も見てくれないので、カウル塗装は大事だと思いました。バイクはエンジンやマフラー類に手を加えたくなりますが、実はカウルの光沢が第一で、第二はマフラーやスイングアームにパーティングラインが残っていないか、メカの塗装にムラが無いか、が重要と感じました。
○このヒロのキット
良いと思いますよ。ただし、カウルからフレームのエアボックスの形状が実車とは全く異なるのが気になりました。MAXさんは、外形は良いがフレームの幅、タンクの幅(おそらくそれぞれの縦横比)が実車と異なる、とおっしゃっていました。付属デカールJOMOの地球がグラデーションになっていないことにはがっかりました。MAXさんから修正デカールで対処できます。
最後にこのキット製作、完成を記したページ、完成品が見られる場所を記します。
<参考ウェブ>
ご存知MAXさんの作品 http://www.motomodeling.com/index.html
モデラーGP2009で3位獲得のくろすびーさんの作品 http://www.bright-logic.com/Mgallery/'07Y.html
βチタニウムさんのブログ http://btitanium.blog100.fc2.com/blog-entry-216.html
http://btitanium.blog100.fc2.com/blog-entry-217.html#more
車座のunzenさんの作品 http://www.h3.dion.ne.jp/~kurumaza/teirei0807.html
<完成品実物展示>
バルケッタ http://www.club-barchetta.com/
以上です。
みなさんの今後の製作に参考になればと思います。ありがとうございました。
12/6(日)のモデラーGP2009会場で何人かの人に話しかけてもらいました。内容は、
「このキット作るの大変じゃなかったですか?」
「実はキット持っているのだけど、完成させる自身が無く手付かずのままでいる。」
「作りたいのだけど素組みでどの程度まで完成させられるのか?」
等でした。
みなさんある程度の難しさを理解、また難しいと思っているようで、ほとんどの方は敷居が高いキットの認識のようでした。
製作前にこのブログでも書いたのですが、まず私自身、メタルキットには非常に抵抗がありました。プラモデルとは訳が違う、接着にはハンダを使わねばならない、このキットは部品が凄く多い、部品の取付精度はばらばらで調整が難しい、といった固定観念がありました。確かにタミヤの精度の良いプラモデルとは異なることは事実です。しかしこのキット製作を通して、基本工作が出来る人ならおそらく完成させられるのでは、と思いました。
以下に少し注意点を記して置きます。
○メタルの磨きについて
これは会場でも聞かれました。ほとんどのメタル部品は、バリ等をカッターで除去した後、真鍮ブラシを取り付けたリューターで磨いただけです。その後プライマー塗装に移りました。見えない部分はこれで大丈夫でした。マフラー等の見える部分は400番のヤスリから目の細かいヤスリで磨き、最後はコンパウンドで磨き鏡面としました。
○メタルの接着について
ほとんどを瞬間接着剤、ロックタイトの低白化タイプを使用しました。合わせ目を消したい部分はハンダ付けです。ハンダ部分はその後磨き、平滑化しました。
○仮組
これもよく聞かれました。適度に行いましたが、全部品全くの無塗装でカウルまで取付けることをしませんでした。本当はやるべきだったと思います(カウルがかなりきつい、タイトだったことが最後にわかったため)。
○部品の取付精度
仮組みをあまりせずとも形になったのは、もともとの部品の取付精度があったためと思います。精度をあげるためには決められた位置に取付穴を開けることが大事です。そのため、ぜひ良いドリル、ピンバイスを使用してください。ダイソーで売っている柄が付いているドリル、特にΦ1mm以下のドリルでは開けたい位置に開けることはできないと思います。金属に対してドリルの刃が弱くて逃げてしまい、結果微妙に穴の位置がずれる、これら部品が組みあがっていくと大きく取付精度が悪くなります。私は最初ダイソーのドリルを使っていましたが、途中でタミヤのドリル/ピンバイスに変えました。今後もっと良いドリルを探したいと思います。ダイソードリルはプラスチックには良いですが、メタルキットの穴開には不向きでした。
○ヒロヨシムラ8耐2007キットの精度決定箇所
取説での8のフレームの組立、および15のフレームとエンジンの取付、この2点が重要と思います。特に15ではフレームに対してエンジンが上過ぎるとタンクと大幅に干渉します。逆に下過ぎると、マフラーやアンダーカウルが干渉します。慎重にエンジンの位置を決めてください。
○クリアー
カウルにはウレタンクリアー(エンジンウレタンのクリアー)を使用し、2000番のペーパーやスポンジやすりで磨いた後、タミヤの3種類のコンパウンドを使用し、最後にタミヤのモデリングワックスをかけました。
コンテスト当日にたくさんのバイク模型を拝見しましたが、普通の人は最初にカウルの光沢を見ます。光沢が無いと人も見てくれないので、カウル塗装は大事だと思いました。バイクはエンジンやマフラー類に手を加えたくなりますが、実はカウルの光沢が第一で、第二はマフラーやスイングアームにパーティングラインが残っていないか、メカの塗装にムラが無いか、が重要と感じました。
○このヒロのキット
良いと思いますよ。ただし、カウルからフレームのエアボックスの形状が実車とは全く異なるのが気になりました。MAXさんは、外形は良いがフレームの幅、タンクの幅(おそらくそれぞれの縦横比)が実車と異なる、とおっしゃっていました。付属デカールJOMOの地球がグラデーションになっていないことにはがっかりました。MAXさんから修正デカールで対処できます。
最後にこのキット製作、完成を記したページ、完成品が見られる場所を記します。
<参考ウェブ>
ご存知MAXさんの作品 http://www.motomodeling.com/index.html
モデラーGP2009で3位獲得のくろすびーさんの作品 http://www.bright-logic.com/Mgallery/'07Y.html
βチタニウムさんのブログ http://btitanium.blog100.fc2.com/blog-entry-216.html
http://btitanium.blog100.fc2.com/blog-entry-217.html#more
車座のunzenさんの作品 http://www.h3.dion.ne.jp/~kurumaza/teirei0807.html
<完成品実物展示>
バルケッタ http://www.club-barchetta.com/
以上です。
みなさんの今後の製作に参考になればと思います。ありがとうございました。
モデルファクトリーヒロ 1/12 ヨシムラスズキ8耐2007の製作28 [バイク模型]
カウルレスの写真をアップします。カウルを取付ける前に撮ったものです。カウル外すのは部品を壊したり、塗装が剥がれる可能性が高いので、もうカウルは取り外さないことにしました。
左斜めです。
左横、左側面もボルト部分の頭をシルバーで塗りました。
左斜め後ろ、です。
右斜め後ろ、です。
右横です。前後ホイール中央に、ナットカバー(白色)を直前に作り、取り付けました。プラパイプ買うのももったいなかったので、スーパーGT富士のときにもらったダンロップの小旗の支柱がΦ5mmくらいのパイプで、それを切りリューターで削って作りました。MAXさんも再現してあったのでこれは作らないと…と最後に思いました。
右斜め前、です。
手を入れた箇所として、メーター裏の配線です。本物はもっと配線多いようですが、カウルが閉まらなくなると嫌だったのでこの程度です。でもカウル開けられないからこれで良かったと思います。
メーター周りです。フロントブレーキレバーにぎりしろ調整用のケーブルを追加しました。キット付属の透明チューブにケンタカラーの黒Φ0.28mmを通しています。
シートした配線、残念ですが、もう写真でしか見れません。
最後のカット、ラジエーター下部分の配管に断熱材再現のためアルミホイールを巻きました。これもカウル外せないので写真で見納めですね。
まだ製作疲れが残っていて半分放心状態です。壊れないようにもてぎへどう運ぶか、考えています。
左斜めです。
左横、左側面もボルト部分の頭をシルバーで塗りました。
左斜め後ろ、です。
右斜め後ろ、です。
右横です。前後ホイール中央に、ナットカバー(白色)を直前に作り、取り付けました。プラパイプ買うのももったいなかったので、スーパーGT富士のときにもらったダンロップの小旗の支柱がΦ5mmくらいのパイプで、それを切りリューターで削って作りました。MAXさんも再現してあったのでこれは作らないと…と最後に思いました。
右斜め前、です。
手を入れた箇所として、メーター裏の配線です。本物はもっと配線多いようですが、カウルが閉まらなくなると嫌だったのでこの程度です。でもカウル開けられないからこれで良かったと思います。
メーター周りです。フロントブレーキレバーにぎりしろ調整用のケーブルを追加しました。キット付属の透明チューブにケンタカラーの黒Φ0.28mmを通しています。
シートした配線、残念ですが、もう写真でしか見れません。
最後のカット、ラジエーター下部分の配管に断熱材再現のためアルミホイールを巻きました。これもカウル外せないので写真で見納めですね。
まだ製作疲れが残っていて半分放心状態です。壊れないようにもてぎへどう運ぶか、考えています。
モデルファクトリーヒロ 1/12 ヨシムラスズキ8耐2007の製作27 [バイク模型]
11/30(月)の夜に完成し、写真をモデラーGP2009コンテストにアップしました。
http://www.modelergp.com/
完走(完成)21台中19台目になっています。エントリーは数えると44台だったので完走率約50%。
期限内完成させてなんぼのものですから、まずは安心しています。
それではカウル付きの完成写真です。
前回からの進捗は左ステップと変速のリンケージを取り付けた点です。
左横です。
左斜め後ろ、エキゾーストの中をエナメルのフラットブラックで筆塗りしました。はみだした周辺部分はエナメルシンナー+綿棒できれいにふき取ります。
右斜め後ろ、右ステップ周辺とエンジン周りのボルト頭をガンダムカラーのメッキシルバー(ペン)を面相筆で塗りました。細かな部分ですがメカニカルな雰囲気が増します。
右横、タンクからのピンクチューブはフレーム内に差し込んでいます。納まりが悪いので対処を考えています。
右斜め前です。
さて今は写真の通り、カウルが取付けたままです。
このキットのヘッドライトのあるメインカウルとシートカウルの取付けが非常にきつく、苦労しました。
カウルにはウレタンクリアーを塗ってあり、落としたり強固に曲げるとクリアー面にひびが入ります。
ですので、慎重にカウルを広げながら取り付けました。
シートカウルは、フレーム内のシートレール(非常に細いエッチングパーツ)に当たりそうで、カウル取付けで精一杯。
カウルは取付けたものの、外すとパーツを破損、メタル上の塗装を剥がしそうで、もうカウル取り外しは不可能と判断しました。
今は完成できてほっとしています。コンテスト参加の方々は写真撮影が上手で、写真を撮るにも予想外に時間がかかりました。
カウル無し状態でも写真を撮影したので、また後程アップします。
http://www.modelergp.com/
完走(完成)21台中19台目になっています。エントリーは数えると44台だったので完走率約50%。
期限内完成させてなんぼのものですから、まずは安心しています。
それではカウル付きの完成写真です。
前回からの進捗は左ステップと変速のリンケージを取り付けた点です。
左横です。
左斜め後ろ、エキゾーストの中をエナメルのフラットブラックで筆塗りしました。はみだした周辺部分はエナメルシンナー+綿棒できれいにふき取ります。
右斜め後ろ、右ステップ周辺とエンジン周りのボルト頭をガンダムカラーのメッキシルバー(ペン)を面相筆で塗りました。細かな部分ですがメカニカルな雰囲気が増します。
右横、タンクからのピンクチューブはフレーム内に差し込んでいます。納まりが悪いので対処を考えています。
右斜め前です。
さて今は写真の通り、カウルが取付けたままです。
このキットのヘッドライトのあるメインカウルとシートカウルの取付けが非常にきつく、苦労しました。
カウルにはウレタンクリアーを塗ってあり、落としたり強固に曲げるとクリアー面にひびが入ります。
ですので、慎重にカウルを広げながら取り付けました。
シートカウルは、フレーム内のシートレール(非常に細いエッチングパーツ)に当たりそうで、カウル取付けで精一杯。
カウルは取付けたものの、外すとパーツを破損、メタル上の塗装を剥がしそうで、もうカウル取り外しは不可能と判断しました。
今は完成できてほっとしています。コンテスト参加の方々は写真撮影が上手で、写真を撮るにも予想外に時間がかかりました。
カウル無し状態でも写真を撮影したので、また後程アップします。
モデルファクトリーヒロ 1/12 ヨシムラスズキ8耐2007の製作26 [バイク模型]
ケーブル類の配線を終えました。
まずメーター裏の配線ですが、実車写真のコネクターの色を参考にいくつか配線を作りました。
実車写真ではこの配線の取り回しはよくわからないので、適度に湾曲させ、左右に配分するように取り付けました。
上部から見るとこうです。透明チューブはフロントブレーキのレバー握りしろ調整用のワイヤーとしています。
他配線はほとんど説明書どおりです。左フロントブレーキおよびクラッチケーブルです。アクセルケーブルとエンジン下のちいさなコネクターを別途追加しました。
左リアは、わかりにくいですが、アームスイングに沿わせてリアタイヤ回転数センサーを追加しています。
右フロントです。フロントブレーキケーブルです。
右リア、リアブレーキケーブル。シリンダーからリアブレーキまでです。
完成まであと少しですが、残件は、
・ボルト頭のシルバー塗り
・小物取り付け
・グリップ周りデカール貼り
・カウル摺り合わせ、セット
・写真撮影
です。
29日(日)で完成させたく、早く変なプレッシャーから開放されたいです。
まずメーター裏の配線ですが、実車写真のコネクターの色を参考にいくつか配線を作りました。
実車写真ではこの配線の取り回しはよくわからないので、適度に湾曲させ、左右に配分するように取り付けました。
上部から見るとこうです。透明チューブはフロントブレーキのレバー握りしろ調整用のワイヤーとしています。
他配線はほとんど説明書どおりです。左フロントブレーキおよびクラッチケーブルです。アクセルケーブルとエンジン下のちいさなコネクターを別途追加しました。
左リアは、わかりにくいですが、アームスイングに沿わせてリアタイヤ回転数センサーを追加しています。
右フロントです。フロントブレーキケーブルです。
右リア、リアブレーキケーブル。シリンダーからリアブレーキまでです。
完成まであと少しですが、残件は、
・ボルト頭のシルバー塗り
・小物取り付け
・グリップ周りデカール貼り
・カウル摺り合わせ、セット
・写真撮影
です。
29日(日)で完成させたく、早く変なプレッシャーから開放されたいです。
モデルファクトリーヒロ 1/12 ヨシムラスズキ8耐2007の製作25 [バイク模型]
シート下の電装品に配線を追加しました。
2007実車写真を見ると、電装品の配線の大部分は右脇に沿ったコイルチューブで束ねられています。とにかく資料写真が小さくて配線はよくわからなかったのですが、コイルチューブの存在は明らかにわかるのでこれをメインに製作しました。
タミヤのバイクに付いている太目のゴムチューブに針金を通し、ホビーベース製プラストライプ幅2.5mmを半分にカットし、瞬間接着剤で固定しながら巻いていきます。このプラストライプは厚さ0.14mmで非常に薄く巻き加工には向いていると思います。幅も数種類あり、最適な幅サイズを選べます。途中まで巻くとこうなります。
その後セミグロスブラックで塗装し完了。電装品の配線は全くわからないのでコネクターへの配線、それら配線をコイルチューブへ、のイメージで作りました。
使用した他配線は、さかつう製1/24車用プラグコード黒φ0.38mm、ケンタカラーφ0.28mmの黒と白。白はイエロー、レッド、グリーンに塗装し切り取って使用。あとはダイソーで買ったカラーワイヤー0.37mmを少しです。
細かいところですが、右側リアブレーキ用シリンダーのスプリングはキットに付いていなかったため、針金をコイル状に巻いて白を塗装したものを追加しました。
フロントのエアボックス左右はキットの形状のまま、黒塗装後、カーボンデカールを貼り、クリアーを吹いています。ご存知の方も多いと思いますがこのエアボックスの形状は実車と全く異なります。時間が無いのでそのままです。MAXさんホームページの作例ではちゃんと形状を変えてありました。メーター背面のケーブルもメインのもの2本を取り付けてあります。
さて残りの作業は、
・メーター背面の配線
・ブレーキ等メインのものの配線
・細かいパーツの取り付け
・メタル部品の塗装はがれの修正
・カウル取り付け
・撮影
です。29日の夜には完成写真をアップし、ぐっすり眠りたいものです。
2007実車写真を見ると、電装品の配線の大部分は右脇に沿ったコイルチューブで束ねられています。とにかく資料写真が小さくて配線はよくわからなかったのですが、コイルチューブの存在は明らかにわかるのでこれをメインに製作しました。
タミヤのバイクに付いている太目のゴムチューブに針金を通し、ホビーベース製プラストライプ幅2.5mmを半分にカットし、瞬間接着剤で固定しながら巻いていきます。このプラストライプは厚さ0.14mmで非常に薄く巻き加工には向いていると思います。幅も数種類あり、最適な幅サイズを選べます。途中まで巻くとこうなります。
その後セミグロスブラックで塗装し完了。電装品の配線は全くわからないのでコネクターへの配線、それら配線をコイルチューブへ、のイメージで作りました。
使用した他配線は、さかつう製1/24車用プラグコード黒φ0.38mm、ケンタカラーφ0.28mmの黒と白。白はイエロー、レッド、グリーンに塗装し切り取って使用。あとはダイソーで買ったカラーワイヤー0.37mmを少しです。
細かいところですが、右側リアブレーキ用シリンダーのスプリングはキットに付いていなかったため、針金をコイル状に巻いて白を塗装したものを追加しました。
フロントのエアボックス左右はキットの形状のまま、黒塗装後、カーボンデカールを貼り、クリアーを吹いています。ご存知の方も多いと思いますがこのエアボックスの形状は実車と全く異なります。時間が無いのでそのままです。MAXさんホームページの作例ではちゃんと形状を変えてありました。メーター背面のケーブルもメインのもの2本を取り付けてあります。
さて残りの作業は、
・メーター背面の配線
・ブレーキ等メインのものの配線
・細かいパーツの取り付け
・メタル部品の塗装はがれの修正
・カウル取り付け
・撮影
です。29日の夜には完成写真をアップし、ぐっすり眠りたいものです。
モデルファクトリーヒロ 1/12 ヨシムラスズキ8耐2007の製作24 [バイク模型]
コンテスト終了まであと一週間、追込みです。
メーターを取り付けました。
メーターのバイザー部分にカーボンデカールを貼り、背面にはコネクター2個があります。コネクター根本はリング状に2本みぞがあるので、エナメルカラー白を入れ綿棒でふき取り、再度エナメルの赤を入れ綿棒でふき取り、赤リングを再現しました。細かい部分ですがワンポイントになったと思います。
シート下部分にバッテリーやコンピューター等の電装品を取付けました。この部分には後で配線を施します。
ワイヤー、ケーブル類も取付け始めました。ラジエーターのリザーバータンクにつなぐピンクのチューブは、先回紹介したMAXさんのチューブです。なかなか良い感じです。
明日23日もブログアップできるよう頑張ります。
メーターを取り付けました。
メーターのバイザー部分にカーボンデカールを貼り、背面にはコネクター2個があります。コネクター根本はリング状に2本みぞがあるので、エナメルカラー白を入れ綿棒でふき取り、再度エナメルの赤を入れ綿棒でふき取り、赤リングを再現しました。細かい部分ですがワンポイントになったと思います。
シート下部分にバッテリーやコンピューター等の電装品を取付けました。この部分には後で配線を施します。
ワイヤー、ケーブル類も取付け始めました。ラジエーターのリザーバータンクにつなぐピンクのチューブは、先回紹介したMAXさんのチューブです。なかなか良い感じです。
明日23日もブログアップできるよう頑張ります。
モデルファクトリーヒロ 1/12 ヨシムラスズキ8耐2007の製作23 [バイク模型]
フロントアッパーカウルにスクリーンとライト類を取り付けました。
スクリーンは決勝と同じ左側が割れたものにしました。ライト類はやりようによってはLED等簡単に入れられるようになっていましたが、ケーブルの取り回しに苦労するため、また時間もないため断念しました。
スクリーンやライトカバーのリベットは、いわゆる虫ピンの頭を黒く塗り使いました。100本入っても安価です。右はMAXさんで買ったチューブです。
タンクもほぼ完成しました。上に給油口と、チューブの差込口として、見えにくいですが六角棒と丸棒で差込口根本を作りました。
裏側はヨシムラ8耐2009の実車写真を参考に、シルバーを塗った後、底面にはアルミホイールを両面テープで貼り付けました。タンク下部分はメタルパーツだったのでペーパーとコンパウンドで鏡面近くなるように磨きました。
最近はパイピング、チューブ取り回し、カウルのフッティングをどうしようか、考えています。製作時間として11/28,29はバッファとすると今週末11/21,22,23で完成するつもりでいないと…、と思っています。
スクリーンは決勝と同じ左側が割れたものにしました。ライト類はやりようによってはLED等簡単に入れられるようになっていましたが、ケーブルの取り回しに苦労するため、また時間もないため断念しました。
スクリーンやライトカバーのリベットは、いわゆる虫ピンの頭を黒く塗り使いました。100本入っても安価です。右はMAXさんで買ったチューブです。
タンクもほぼ完成しました。上に給油口と、チューブの差込口として、見えにくいですが六角棒と丸棒で差込口根本を作りました。
裏側はヨシムラ8耐2009の実車写真を参考に、シルバーを塗った後、底面にはアルミホイールを両面テープで貼り付けました。タンク下部分はメタルパーツだったのでペーパーとコンパウンドで鏡面近くなるように磨きました。
最近はパイピング、チューブ取り回し、カウルのフッティングをどうしようか、考えています。製作時間として11/28,29はバッファとすると今週末11/21,22,23で完成するつもりでいないと…、と思っています。
モデルファクトリーヒロ 1/12 ヨシムラスズキ8耐2007の製作22 [バイク模型]
久しぶりの更新です。2週間製作から離れていたわけでは無く、毎日少しづつ進めています。あと3週間追込みです。
このキットの左グリップには、右グリップのフロントブレーキレバーの握りしろ(ストローク量)を調整するダイアルが付いてません。したがってこの部分を、プラ棒+洋白線で作製しました。写真の白い部分です。あとグリップにつながるワイヤーの接続口を追加し、グリップ部分にエナメル線を巻きグリップストッパーとしました。
塗装後、ようやく本体に接着、固定できました。追加したダイアルは少しオーバースケールですが存在感はあるのでこれで良しとしました。
メーター類、液晶部分の色はMr.カラーNo.122ライトグリーンです。何色を使うか、調色するか、悩みました。デカール貼付した後は上から艶消しクリアーを吹いています。
ラジエーターからの配管2本、実車写真を見ると断熱剤を巻いてあるので、普通の家庭用アルミホイルを巻いてエナメル線で固定しました。
ラジエーターからの配管2本を本体に取り付けました。まずまずでしょうかね。
今日スーパーGTの最終戦があり、どこがチャンピオンになるのか楽しみです。
このキットの左グリップには、右グリップのフロントブレーキレバーの握りしろ(ストローク量)を調整するダイアルが付いてません。したがってこの部分を、プラ棒+洋白線で作製しました。写真の白い部分です。あとグリップにつながるワイヤーの接続口を追加し、グリップ部分にエナメル線を巻きグリップストッパーとしました。
塗装後、ようやく本体に接着、固定できました。追加したダイアルは少しオーバースケールですが存在感はあるのでこれで良しとしました。
メーター類、液晶部分の色はMr.カラーNo.122ライトグリーンです。何色を使うか、調色するか、悩みました。デカール貼付した後は上から艶消しクリアーを吹いています。
ラジエーターからの配管2本、実車写真を見ると断熱剤を巻いてあるので、普通の家庭用アルミホイルを巻いてエナメル線で固定しました。
ラジエーターからの配管2本を本体に取り付けました。まずまずでしょうかね。
今日スーパーGTの最終戦があり、どこがチャンピオンになるのか楽しみです。
モデルファクトリーヒロ 1/12 ヨシムラスズキ8耐2007の製作21 [バイク模型]
モデルファクトリーヒロ 1/12 ヨシムラスズキ8耐2007の製作20 [バイク模型]
カウル類にデカールを全て貼りました。デカール貼りは好きですが、このヒロヨシムラ8耐2007のデカール量は多く、特にアンダーカウルのシルバーライン類は面倒でした。黒→赤のグラデーション部分や赤色部分は、貼付箇所の形に馴染ませるのに苦労し、マークソフターを多様しました。
ヘッドライト部分のキット付属のカーボンデカールの色、目があまり良くないと思い、タミヤ1/24カーキット付属のカーボンデカールを使用しました。しかしあまりキットのデカールと見た目大差なかったようです。この部分はスタジオ27の格子状のカーボンデカールSSが良いのでは無いでしょうか。
デカール貼付の後は中性洗剤でカウル類を洗い、クリアー吹きです。クリアー吹き完了し、今は乾燥中です。
デカールの赤色部分とヨシムラレッドでの塗装部分の色差も目立たず、ほとんど同じ色です。
今回クリアーは、ウレタンクリアーを使用しました。
今までフィニッシャーズのウレタンクリアーGP1を使用したことがありましたがちょうど無くなり、あらたにウレタンクリアーを探しました。その結果、プロモデラーの斉藤さんが東邦化研工業㈱「エンジンウレタン(クリア)」を使用しており、価格もフィニッシャーズ製と比べて安価であったので、このウレタンクリアーにしました。もともとはラジコン飛行機用のようです。
ネットではもっと汎用的なウレタンクリアーもあり確かに安価なのですが、硬化剤は開封後は空気と反応していくため大量に買っても結局駄目にしてしまう可能性があります。それなら容量180mlのエンジンウレタンで良いと思いました。
神奈川県下での店頭購入先をプロモデラーの斉藤さんに教えていただきました。ありがとうございました。180mlで約1400円、今回約13ml使用したので全部で180/13=13回使用できるわけです。
ヨシムラレッドのにじみ、溶け出しも、ウレタンクリアーなら問題無いようです。
カウル乾燥中なので、フレーム周辺部分の組立に戻ります。
ヘッドライト部分のキット付属のカーボンデカールの色、目があまり良くないと思い、タミヤ1/24カーキット付属のカーボンデカールを使用しました。しかしあまりキットのデカールと見た目大差なかったようです。この部分はスタジオ27の格子状のカーボンデカールSSが良いのでは無いでしょうか。
デカール貼付の後は中性洗剤でカウル類を洗い、クリアー吹きです。クリアー吹き完了し、今は乾燥中です。
デカールの赤色部分とヨシムラレッドでの塗装部分の色差も目立たず、ほとんど同じ色です。
今回クリアーは、ウレタンクリアーを使用しました。
今までフィニッシャーズのウレタンクリアーGP1を使用したことがありましたがちょうど無くなり、あらたにウレタンクリアーを探しました。その結果、プロモデラーの斉藤さんが東邦化研工業㈱「エンジンウレタン(クリア)」を使用しており、価格もフィニッシャーズ製と比べて安価であったので、このウレタンクリアーにしました。もともとはラジコン飛行機用のようです。
ネットではもっと汎用的なウレタンクリアーもあり確かに安価なのですが、硬化剤は開封後は空気と反応していくため大量に買っても結局駄目にしてしまう可能性があります。それなら容量180mlのエンジンウレタンで良いと思いました。
神奈川県下での店頭購入先をプロモデラーの斉藤さんに教えていただきました。ありがとうございました。180mlで約1400円、今回約13ml使用したので全部で180/13=13回使用できるわけです。
ヨシムラレッドのにじみ、溶け出しも、ウレタンクリアーなら問題無いようです。
カウル乾燥中なので、フレーム周辺部分の組立に戻ります。
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