SSブログ

BMW F10/F11 コーディング [自家用車]

今年2014年も閲覧頂きありがとうございました。

今年も家族全員大きな病気をせず良かったです。4月に引越し、それに伴い家族の生活も変わりました。模型製作時間はさらに限定され、まともに完成させた作品が少ないのは残念でした。しばらくこの製作ペースが続きそうです。

12年ぶりに自家用車を新調したのも大きかったです。BMW523iツーリングに約2ヶ月乗り、「大きさ」以外の不満点を挙げると、
・間欠ワイパーのモードが無い(オートワイパーで代用らしい)
・ハンドルの握り断面が太い(自分にとっては少し太すぎ)
・小物入れ等の収納スペースが少ない
・時計が無い(時刻はメーターパネルかナビ画面で確認するしかない。後席からは見えない)
・テレビ番組を録画したDVDが再生できない(DVDソフトは再生可能)
があります。

最近の車であり手を入れる箇所が少ない中、「コーディング」の存在を知りました。パソコンと車を接続して車載ROMを書き換えることです。主には各国仕向けごとに生かしている機能、殺している機能があり、自分の好みでそれら機能を設定することができます。

特にBMWについてはコーディングの情報、ソフトの入手が容易で、ネットでパソコン-車両の接続ケーブルとソフトを入手しました。

一番役に立ったのは「ナビゲーション操作走行時解除」でした。デフォルトでは10km/hを超えると操作できず、よってテレビやDVD視聴もできません。同乗の家族を考えるとこれは不都合でした。車購入時にディーラーへ話をしても(免責のため)原則対応せず、テレビ視聴に対しては別チューナーを用いてナビ画面へ出力するというもの(数万円もかかる)を勧められるだけでした。それをコーディングにより、デフォルト10km/hまでは操作可能→255km/h(16進数のFF)までは操作可能としました。

コーディングで最も一般的な「デイライト」も触ってみました。ナビ画面にカタカナで「デイライト」と表示されるようになるのを見ると、「もともと日本仕向けを考慮してあった?」と思いました。
DSC03419.jpg

デイライトの照度もコーディングで調整できますが、日光下でも識別できるよう明るめに設定しました。
DSC03420.jpg
DSC03421.jpg

これで一通り実車のほうは落ち着きました。新年からは模型を再開する予定です。

BMW F10/F11 ヒューズボックスから電源をとる [自家用車]

横浜ホビーフォーラムから一ヵ月半が経ち、その間秋~冬の家族行事をこなし、また実車を触っていました。

ひとつが車にドライブレコーダーを設置すること。売れ筋の「駐車録画」可能なモデルを買いましたが、そのためには常時電源を供給せねばなりません。BMW523iツーリング F11の電源ソケット(シガレットソケット)からはアクセサリーACC電源(ON/OFFに応じた電源)しか得られず、常時電源供給のためヒューズボックスから電源を取ることにしました。国産車であれば至極当たり前のことかと思います。

COWON Wi-Fi ドライブレコーダーAW1-8G-SLAW1-8G-SL

新品価格
¥16,817から
(2014/12/24 08:13時点)



上のCOWON AE1には下記の直接電源採り用のケーブルが別売りされていますが、高価ですしこれを買わなくても済ませることができます。

COWON ドライブレコーダーAW1-POWER CABLEAW1-POWER CABLE

新品価格
¥1,436から
(2014/12/24 08:17時点)




マニュアルにはヒューズボックス場所の説明はあるものの、各ヒューズの用途については「別紙参照」となっていました。マニュアル一式の中や納車時ディーラーからも説明は無く、ディーラーへ問い合わせしようかとも思いましたが、カーゴスペース右側面のカバーを外すとヒューズボックスが見え、
IMG_0968.jpg
さらにカバーをめくりヒューズボックス全体が見えるようにすると、ヒューズボックス下に折り畳んだ厚紙がありました。これがヒューズ用途を記した説明書で、安心しました。
IMG_0969.jpg

ヒューズボックスは前席にもあり、助手席グローブボックスの中の化粧カバーを外すと奥に確認できました。
DSC03251.jpg
手をつっこんで写真撮影、各ヒューズ位置を確認します。
DSC03257.jpg

しばらく車を離れて方法を練ります。ヒューズボックス説明書をコピーしヒューズボックス図を設置の向きと合わせて、どのヒューズから電源を採るか(電流を分岐させるか)考えます。できるだけ手が届きやすい箇所、もしヒューズが飛んだとしても走行に影響を与えない用途を考慮して、No.5(10A、室内灯、メーター←なんらかのメーター内照明?不安ですが)から常時電源を採ることにしました。あとレーダー用の電源としてACC電源をNo.54(20A、電源ソケット)から採ることにしました。
DSC03405.jpg

次に工具と部品を用意します。工具は電工ペンチとターミナル類がセットになったエーモン製ターミナルセットNo.2を購入。

エーモン E2 ターミナルセット 中

新品価格
¥980から
(2014/12/24 07:00時点)




No.5はミニ平形ヒューズ10A、No.54は平形ヒューズ20Aなのでそれぞれの交換用ヒューズ電源を選びます。検電テスターも安価なもので良いので必ず持っておいたほうが良いです。
DSC03321.jpg

エーモン E511 ミニ平型ヒューズ電源 10Aヒューズ交換用

新品価格
¥286から
(2014/12/24 08:18時点)



エーモン E529 平型ヒューズ電源 10Aヒューズ交換用

新品価格
¥286から
(2014/12/24 08:23時点)



エーモン A49 検電テスター

新品価格
¥409から
(2014/12/24 08:24時点)




ドライブレコーダー電源ケーブル末端(電源ソケット)にヒューズ電源を接続します。写真はミニ平形ヒューズ電源10A、加工前です。
DSC03322.jpg

電源ソケットをカットしターミナルセットを使用して、電源ソケットのプラスにギボシ端子を、マイナスにクワ型端子を取り付けます。電源ヒューズと電源ソケットのプラスを接続します。電源ヒューズにはあらかじめ5Aヒューズがセットされていますが、ドライブレコーダーの電源ソケット内の1Aヒューズと交換しておきます(万が一、レコーダーに電流1Aが流れても先にヒューズが破損しレコーダーが保護されるように)。
DSC03323.jpg

これを車体本体へ取り付けます。F10/F11の場合、前席のヒューズボックスからですとアースを採るのに苦労しました。助手席グローブボックス下のカバーをトルクスネジ2箇所で外して、
DSC03390.jpg
このカバーを支えている金属ステーの穴に別のネジ&ナットをさし、そこへドライブレコーダーとレーダーのアース2個のクワ型端子を固定しました。黒いコード2本です。
DSC03398.jpg

検電テスターで取り外したヒューズ箇所のプラス側、マイナス側を確認して、プラス側に電源引き出し線が来るように電源ヒューズを差し込みます。赤線がNo.5ヒューズ箇所からドライブレコーダー用、黄色線がNo.54ヒューズ箇所からレーダー用です。
DSC03403.jpg

この後機器と各ケーブル端子を接続、配線を隠して完成です。レコーダーへは常時電源を、レーダーへはACC電源を供給することができました。

この方法で一番苦労したのは、ヒューズボックスからのヒューズ取り出しと電源ヒューズの差込でした。ヒューズボックスへは非常に手が届き難く、ほとんど手探りで上の写真の状態にしました。通常ヒューズ交換の機会も少ないでしょうが、BMWにはもう少しアクセス容易な作りにしてほしかったです。

11月に実家への往復、533km(ほとんど高速道路)を走った結果、燃費は12.9km/lでした。大人2名、子供2名、カーゴいっぱいの荷物、燃費はまあこんなものかなぁ…という感じです。
IMG_0957.jpg

ブログ完成作品の譲渡希望および 製作代行・製作依頼については ブログのコメント欄よりお問合せください。
模型ブログランキングに参加しています↓
にほんブログ村 その他趣味ブログ 模型へ
にほんブログ村

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。