1/24 オムロンポルシェ962Cの製作1 [オムロンポルシェ962C]
久しぶりに模型雑誌を購入しました。月刊モデルグラフィックス2013年2月号、レッドブルRB6徹底攻略です。表紙写真はマシンの左右対称性が完璧で、まるで実車のように見えます。
タミヤ1/20レッドブルルノーRB6について、約30ページに渡り製作過程を中心に紹介してあります。F1モデラーズメンバーの築地さんもよくおっしゃっていたのですが、モデルグラフィックスは製作過程詳細を写真で紹介しておりこの組立手順に従えば作例のように完成でき(るように思え)るところが凄いです。作り慣れた中級者にはお勧めの一冊です。
一方月刊モデルアートでは同メンバーのyoshiさん作例のRB6が掲載されています。ホビーフォーラム直後から2週間で完成させた作品とのこと。もっと製作記事&製作写真を紹介してほしかったです。
もうひとつRB6ネタですが、昨日27日にタミヤUSTREAMで、お昼休み模型講座「年末スペシャル! 9時間生中継!!」がありました。タミヤモデルファクトリー横浜の長谷川マスターが、このタミヤRB6を9時間で完成させる、というものです。ここでもモデルグラフィックスとモデルアートの作例を参考にしていたようです。9時間ではデカールのクリアーコートやカーボンデカール貼りまではできませんが、展示できるレベルまで完成できていました。時間を効率良く使う製作手順は大いに参考になります。2013年明けにはこの9時間中継の録画を閲覧できるようになるとのことです。
http://www.ustream.tv/channel/tamiya-live
さて来年の模型活動を考えての製作に入ります。
来年5月の静岡ホビーショー合同作品展では、静岡オートモデラーの集いメンバーでグループCカー展示の話がありました。この展示に向けてポルシェ962Cを作ります。ハセガワの1/24フロムエー ポルシェ962Cをベースとします。
私に取って印象に残っている962Cは、1988年のWEC in JAPAN(富士)に出場したオムロン ポルシェ962Cです。最近再販されたshunko製のデカールを使用します。
オムロンポルシェと聞くとプライベートチームを想像しますが、1988年のWEC in JAPANはポルシェワークスチームの出場でした。ずっと持っている1988年のレーシングオンNo.39の表紙もこのワークスカーでした。
ポルシェ956/962Cのワークス活動は1988年のWEC in JAPANが最後でした。当時はジャガーが強く、ザウバーメルセデスも台頭、日産・トヨタ・マツダの国産勢も新マシンを投入してきた頃でした。このポルシェワークス最後のレースで、予選4位、決勝2位に入った車両です。
レーシングオンNo.39でも最後のワークスのポルシェ962Cとして特集が組まれました。記事に因ると、シャシーナンバー962-008は1988年ルマンでアンドレッティ一家がドライブしたカーナンバー19のワークスマシン(シェルカラー、予選3位、決勝6位)そのもの、とのことです。この車両はその後チームシュパンに譲渡され、翌年1989年は国内耐久JSPCでオムロンポルシェとして使用されたと思います。
この最後のワークス962Cをこの機会に製作します。
ハセガワ962CとレーシングオンNo.39写真を比べると、概ねボディ形状は同一に見えました。しかしフロントのカナードの形状が大きく異なりました。キットはかなりのハイダウンフォース仕様(黒パーツ)です。
このカナード形状を実車写真を参考に加工しました。これが富士仕様になります。
同じく出場したWEC IN JAPANのジャガーXJR-9やザウバーC9メルセデスにはフロントのカナードが無く、フロントのダウンフォースは十分だったと想像できます。このような空力パーツをつけざるを得なかったポルシェワークスには当時962Cの限界が見えていたように思いました。
タミヤ1/20レッドブルルノーRB6について、約30ページに渡り製作過程を中心に紹介してあります。F1モデラーズメンバーの築地さんもよくおっしゃっていたのですが、モデルグラフィックスは製作過程詳細を写真で紹介しておりこの組立手順に従えば作例のように完成でき(るように思え)るところが凄いです。作り慣れた中級者にはお勧めの一冊です。
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一方月刊モデルアートでは同メンバーのyoshiさん作例のRB6が掲載されています。ホビーフォーラム直後から2週間で完成させた作品とのこと。もっと製作記事&製作写真を紹介してほしかったです。
MODEL Art (モデル アート) 2013年 02月号 [雑誌] 新品価格 |
もうひとつRB6ネタですが、昨日27日にタミヤUSTREAMで、お昼休み模型講座「年末スペシャル! 9時間生中継!!」がありました。タミヤモデルファクトリー横浜の長谷川マスターが、このタミヤRB6を9時間で完成させる、というものです。ここでもモデルグラフィックスとモデルアートの作例を参考にしていたようです。9時間ではデカールのクリアーコートやカーボンデカール貼りまではできませんが、展示できるレベルまで完成できていました。時間を効率良く使う製作手順は大いに参考になります。2013年明けにはこの9時間中継の録画を閲覧できるようになるとのことです。
http://www.ustream.tv/channel/tamiya-live
さて来年の模型活動を考えての製作に入ります。
来年5月の静岡ホビーショー合同作品展では、静岡オートモデラーの集いメンバーでグループCカー展示の話がありました。この展示に向けてポルシェ962Cを作ります。ハセガワの1/24フロムエー ポルシェ962Cをベースとします。
私に取って印象に残っている962Cは、1988年のWEC in JAPAN(富士)に出場したオムロン ポルシェ962Cです。最近再販されたshunko製のデカールを使用します。
オムロンポルシェと聞くとプライベートチームを想像しますが、1988年のWEC in JAPANはポルシェワークスチームの出場でした。ずっと持っている1988年のレーシングオンNo.39の表紙もこのワークスカーでした。
ポルシェ956/962Cのワークス活動は1988年のWEC in JAPANが最後でした。当時はジャガーが強く、ザウバーメルセデスも台頭、日産・トヨタ・マツダの国産勢も新マシンを投入してきた頃でした。このポルシェワークス最後のレースで、予選4位、決勝2位に入った車両です。
レーシングオンNo.39でも最後のワークスのポルシェ962Cとして特集が組まれました。記事に因ると、シャシーナンバー962-008は1988年ルマンでアンドレッティ一家がドライブしたカーナンバー19のワークスマシン(シェルカラー、予選3位、決勝6位)そのもの、とのことです。この車両はその後チームシュパンに譲渡され、翌年1989年は国内耐久JSPCでオムロンポルシェとして使用されたと思います。
この最後のワークス962Cをこの機会に製作します。
ハセガワ962CとレーシングオンNo.39写真を比べると、概ねボディ形状は同一に見えました。しかしフロントのカナードの形状が大きく異なりました。キットはかなりのハイダウンフォース仕様(黒パーツ)です。
このカナード形状を実車写真を参考に加工しました。これが富士仕様になります。
同じく出場したWEC IN JAPANのジャガーXJR-9やザウバーC9メルセデスにはフロントのカナードが無く、フロントのダウンフォースは十分だったと想像できます。このような空力パーツをつけざるを得なかったポルシェワークスには当時962Cの限界が見えていたように思いました。
2012-12-28 09:31
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どうもです。Cカー祭りは自分も参加します。ハセガワの962Cを962GTiに改造中。そのほかTS010も含め合計4つを持ち込む予定です。
by テキサス (2012-12-29 01:21)
テキサスさん
コメントありがとうございます。962GTIは大幅改造でしょうか。格好良い962なので完成を楽しみにしています。4台ですか。私も来年の製作スケジュールをぼちぼち考えており、Cカーについてはまず1台完成を目指します。
by mayupapa (2012-12-29 23:03)